この日は水昆のための湿地探しと、イリエのためのヤエヤマコクタン探し。
ある道路沿いに池があったのでガサると。
これまたトビゲン。
与那国では、ウスバは少なくないらしい…?? |
ふとその時、薄緑色の動く影が…
それはカマキリ好きとして憧れだった、
ウスバカマキリであった。
感涙。手が震えた。
ヨツモンカメノコハムシの追加を 狙ってたら採れたアカギカメムシ ヤエヤマコクタンを探してうろついていると、 |
茂みにヨツモンカメノコハムシ。
そしてアカギカメムシも追加。
有名な与那国蕎も食べた。美味でした。
この日も新たな昆虫数種と出逢い、1日を終えた。
7/19
1日採集ができる最終日。
前日でイリエヒメマルは諦め気味だったので、エサキタイコウチが狙い。
有名な水源地が湿地らしいので行ってみたが、
やはり水がない。
お決まりパターン、午前中でエサキタイコウチは早々に終了。
あげく道路から離れており声が届かない場所で、底なし沼で死にかけた。
なんとか生き返った。
最後だしと思い、アヤミハビル館へ。
ヨナグニサンが想像以上に大きくてかなり驚いた。
そしておまけで、目の前の水たまりにてトビゲンが採れた。
太陽光で反射する鳶色が艶かしい |
さて、どうするか。
レンタバイク返却まで数時間。
結局この日まで採れず、もはや自分の中で幻になっていた
イリエヒメマルタマムシに、残りの時間を費やす事にした。
ヤエヤマコクタンは朝昼夕幾度となく様々な場所のをスイープし、
入らずに向かえた6日目。
スイープしても、昆虫すらろくに入らないヤエヤマコクタンのすぐ近くの所。
ダメもとでスイープしてネットを見ると、
色々昆虫が入る。
これは期待できるのではと思い、次々スイープしていくと、
7,8mm程の甲虫とでっかいハラビロカマキリ♀の姿が!!!
追い求めた姿が、そこにはあった。
イリエヒメマルタマムシ(ペア)。
与那国来て何度目か、手が震えた。
そのポイントでは8♂4♀で、
ヨナグニアカアシゾウムシもウジャウジャ。
この2種は同じような環境を好むのだろうか…?
それにしてもスイープが下手すぎた
(ネットに入らず落とす個体が多数)。
満身創痍でレンタバイクを返却し、
最後にノブオ黄昏採集で〆。
でかいノブオ。
20 日は10時出発で、14時に石垣着。
昼に八重山そばを食べ、その後はダラダラ過ごして遠征を終えた。
石垣でのヨツモンはまた今度のお楽しみにした。
〜後日談〜
与那国島でのイリエヒメマルタマムシの
公な記録は原記載以来?とのこと。
嬉しさ倍増である。
更に、八重山亜種は紅い輝きのあるサツマウバタマ。
真上から見ると紅い。
お尻から見ると…?
緑色!!!
角度の問題であるもののわりと青い。
もっと青いアオサツマなんてものもいるのだろうか…
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